オープンソウルアドバイザーのTomoです♡
今日は、ライオンズゲートですね。
マジでパワーがやべぇです。
神社行ったら、見たことない黒蝶がヒラヒラまとわりついてきてw
こちらがクラクラしちゃいました。笑
(え、暑さのせい?)
さて、
前から言ってますが、
私は賛否両論ある人が好きです
(平凡には、興味ないw)
研究者氣質なので、
興味が沸いた相手には
その人の「考え方」を徹底的に知りたいという欲求があります。
賛否両論の代表格でもあるホリエモンも
私の研究対象です 笑
(メルマガまで購読してますw)
(同じ福岡だしね〰)
ホリエモンの「ゼロ」って本読んだことありますか?
彼が2006年に証券取引法違反の容疑で逮捕され、収監されてから初めて書き下ろされた本です。
タイトル通り、収監されてゼロ地点にたった彼だからこそ語れる「働く理由」が書いてあります。
とても、面白い本です。
少し、本から抜粋します。
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東京拘置所に身柄を拘束され、東京地検特捜部の担当検事から取り調べを受けていた僕は、徐々に神経をすり減らしていった。
取り調べそのものがつらいのもあったが、それ以上に苦しかったのが終わりの見えない独房暮らしだ。
無罪を主張し、容疑を否認しているうちは保釈が認められない。
あらゆる人間との接見が禁じられ、担当弁護士としか面会出来ない。
逃げ場のない独房の中、誰とも会話することなく、何もしないで暮らす日々。
独房の扉は、部屋の中から見るとドアノブさえついていない、ただの鉄板。
食事を通す穴は、ドアの横に小さく設けられている。
時計はなく、トイレも剥き出しだ。
そんな閉鎖環境で誰とも話すことなく過ごしていると、さすがに精神がやられてくる。
僕は精神が少しずつナーバスになり、睡眠薬や精神安定剤に頼ることが多くなってきた。
こんな状態が続くくらいなら、いっそ検察の調書にサインしてしまおうか。
頑なに無罪を主張したところで、どうせ裁判で勝ち目はないだろう。
ひとりきりの独房はもう嫌だ…
そんな風に心が揺れることもあった。
明らかに追い詰められ、情緒不安定になっていた。
そんなある日の夜だった。
目が冴えてしまい、布団に入っても全く眠氣がやってこない。
早く寝ようと思うほど、精神が高ぶってくる。
そのまま何時間も、悶々としていたところ刑務官の規則正しい足音が歩み寄りドアの前で立ち止まった。
……………うなり声が漏れてしまったのか。
深夜の拘留所内に、一瞬の静寂が流れる。
すると刑務官は、食事の穴から囁くように語りかけてきた。
「自分には何をしてあげることも出来ないけど、どうしても寂しくて我慢出来なくなったときには、話し相手になるよ。短い時間だったら大丈夫だから」
ぶわっ、と涙があふれ出た。
頭まで布団をかぶり、声を震わせながら泣いた。
泣きじゃくった。
顔を見なくてもわかる。
声の主は、独房から面会室までの間を何度か誘導してくれていた、若い刑務官だった。
名前なんて知らないし、知りようがない。
でも、その精かんな顔立ちと穏やかな声は、いまでもはっきり覚えている。
あふれる涙がとまらない。
こんなところにも、こんな僕に対しても、人の優しさは残っていたのだ。
ほんとうに感謝している。
彼の優しさがなければ、僕の心は折れていたのかもしれない。
隠すことも出来ないだろう。
僕は無類の「寂しがり屋」だ。
できれば、朝から晩まで誰かと一緒にいたいと思うし、例えそれがインターネットや携帯電話であっても、誰かと繋がっていたい。
そんな僕にとっての東京拘置所での独房生活は、まさに地獄の日々だった。
独房から解放され、介護衛生係として刑務所内での仕事をこなし、多少なりとも他者と触れ合う中で少しずつ自分という人間を取り戻した。
思えば僕は、ずっと前から知っていた。
働いていれば、ひとりにならずにすむ。
働いていれば、誰かと繋がり、社会と繋がることができる。
そして、働いていれば、自分が生きていることを実感し、人としての尊厳を取り戻すことができるのだと。
だからこそ、僕の願いは「働きたい」だった。
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昨日、87歳のおじいちゃんの誕生日会で久しぶりに家族(私と母と姉)で集まりました。
話すことは、やっぱりビジネスのこと。
うちの家系は、
おじいちゃんの代から家族経営だったので、
「仕事しか話題がないのか」というくらい集まるとビジネスの話になります。
グローバルな姉はこれから海外で仕事をしていくということ、私はこの仕事、母は今やっているお店のこと。
それぞれが結局「働き者」
働き者は、誰かと繋がっていたい。
社会と繋がりたい。
社会に貢献すれば自分が生きている意味があるのではないか。
その拠り所に、憧れ、挑み、ぶつかり、翻弄されてもなお
「まだ働きたい」と思っている。
私たち家族は、結局いつまで経っても「寂しがり屋」なんです。
でもね、その「寂しがり屋」が世界を作るからこそ、優しい世界になる。
誰かと繋がり、社会と繋がることのできる世界。
孤独なホリエモンを救ったのは、ヒルズ族でもなくビジネスパートナーでもなく、1人の刑務官だった。
そんな優しい世界を「寂しがり屋」が作っていくんだ。
だから、1歩踏み出せない、たった1人ぼっちだと思っている人がいたら、みんなで繋がろう。
みんな結局は「寂しがり屋」の集まりなんだよね。
だから、優しくなれる。
大丈夫、誰もひとりじゃないよ。
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