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『禅と骨』粋人か、変人か?これぞ人間よ!!


オープンソウルアドバイザーのTomoです♡
いや~!
久しぶりに興奮したドキュメンタリーニヒヒニヒヒ


『禅と骨』

京都嵐山天龍寺。
世界遺産にも登録されているこの名刹に、
一風変わった禅僧がいた。

名はヘンリミトワ。

1918年、
横浜でアメリカ人の父と
新橋の芸者だった母の間に生まれた日系アメリカ人である。

1940年、単身渡米。

戦時中は敵性外国人として、
日系人強制収容所で過ごした。

戦後、ロサンゼルスで幸せな家庭を築き、
1961年、帰国。


時代の波に翻弄されながらも、
日本文化をこよなく愛し、
茶道陶芸文筆にも優れた才能を発揮したヘンリは、

古都の多彩な文化人や財界人に囲まれ、
悠々自適の晩年を楽しむ…はずだった。

“赤い靴”をモチーフにした映画を作りたい!
80歳を目前に突如、追い求めた夢によって、
家族や周辺の人々を巻き込み、
彼が築き上げてきた“青い目の文化人”という地位から大きく逸脱していく…。
文化人としてとても有名で
「禅」人として周りからも
チヤホヤされている

ヘンリ・ミトワ。


飄々とした佇まいや
静けさと才能を持ち合わせる
彼だが. ..



家族からの評判が最悪www

家族の飾りっけない感じが最高!!
娘さんが酸素吸入器着けた90歳のヘンリを
ぶっ叩くシーンは本編の見もの!ww
なぜそこまで
嫌われるのか。


それは、彼の生い立ちにあった。



自分と母を捨てたアメリカ人の父。
苦労する母と戦争。

母を助けたいとアメリカへ行くが
父と同じように母を「捨ててしまった」


母への贖罪と愛


晩年になればなるほど、
母への贖罪を自分の思うがままに表現する





一方で、
そんなヘンリに翻弄される妻と子供たち。


日本人の妻をもったヘンリは
アメリカの強制収容所で父となる


そのまま、
アメリカしか知らない子供たちを置いて

ヘンリは1人日本へ帰国。



数年たち、英語しか喋れないのに
子供たちを日本へ呼び寄せる。


茶道の文化人として、自由に楽しむヘンリ


日本人だが英語しか喋れない妻は
生活費を稼ぐためにバーで弾いていたピアノを日本でも弾く

ろくに会話もできないのに
日本の公立校に入学させられる子供たち…



と、まぁ

”勝手にやる父” と
”苦労させられっぱなしの妻と子供たち”  なんですニヤニヤ
「人間ってこれよねww」

みたいな映画ニヤニヤ


「禅」人といわれる人ですら、
やっぱり人間なんだよ。


そして、家族って
やっぱり滑稽で面白い。


Amazonレビューがとても的を得ている👇🏻
・・・・・・・・・・・・・

 濃い~人間の愛おしさを描いて余りある
まさに骨のある痛快な作品だ。主人公の破天荒なすさまじい人間力は周囲を取り込みまさに激情的劇場と化す。禅と骨の組み合わせの妙は見てのお楽しみだが、生きる濃さの不条理なうごめきは滑稽でもあり愛おしく、往年の今村昌平を彷彿とさせる勢いがある。ウエンツの好演も良い。メリーさんにしろミトワさんにしろ中村監督の執拗な追及には舌を巻き、痛快感すら覚えます。
・・・・・・・・・・・・・
誰にでも
ヘンリの氣持ちが分かるし
子供たちの氣持ちが分かるから

観てて痛快で面白い。
力強くて
格好よくて

弱くて
滑稽で

面白くて愛おしい。




これぞ、人間よ♡



ドキュメンタリーが好きで
もし観る機会があればぜひニヤニヤ





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