もうすぐ3月11日。
あれから9年になります。
できるかぎりの義援金も送った、
出来ることはしてる。
だけど
モヤモヤする。
おとついの3月8日は、
気仙沼にいる予定だった。
でも、
私は相変わらず
北九州にいた
(コロナの影響で延期)
やっぱりモヤモヤする。
あの日、
あなたはどこで何をしていましたか？
地震が起きた時間
津波がきた時間
日本が大きく動いているとき
東北から遠く離れた北九州で
仕事をしていました。
「地震があったらしい」と
初めて氣づいたのは夜19時頃。
仕事場から帰ろうと
車に乗って、
ついたテレビから
赤く燃える炎と津波の映像。
流出した重油により引火。
気仙沼は火の海になった。
(画像元:河北新報)
黒い津波が全てを飲み込む。
気仙沼
足がガタガタ震えて、
ハンドルを持つ手が定まらなくて
運転が出来なかった。
すぐさま仕事場に戻り
帰り支度をしていたスタッフや母たちに
「すごいことになっている」と伝えた私はパニックになっていた。
みんなと、ネットテレビをつけ
状況を把握しようと必死だった。
とりあえず、家に帰らなければと
車を運転するけれど
運転中に見える車のテールランプが
テレビから流れる赤く燃える火事の光景とかぶって
目の前で起きているかのよう。
なんとか帰りついてからも
ずっとテレビを見ていた。
次の日になっても
次の日になっても
私の知っている東北は戻らなかった。
私には何も出来なかった。
遠い、その距離より
「東日本大震災」という
あまりにも大きな出来事に
私の小さな心の器では寄り添うことが出来なかった。
会社でも、
個人でも
義援金を送った。
それでも、”何も出来なかった”と感じるほど
「東日本大震災」と聞くと
大きな空虚感を未だに感じている。
スピリチュアル的意味なんて
どうでもいい
私はスピリチュアルが好きだ。
戦争や悲惨な災害、事件が起こる度
スピリチュアル的意味を考える。
ポジティブに考えたい、
全てに意味があるはずだ
人間がスピリチュアルに解答を求めるのは
「不安」を安心に変えたいからかもしれない。
安心に変えられたら、
自分を納得させて不安を忘れることが出来る。
非被災者の私がスピリチュアルに頼って
不安を安心に変えて震災を「忘れる」ことなんて容易かもしれない。
スピリチュアルに頼らなくても
これまでの戦争や震災を
非被災者たちは時間とともに忘れてきた。
被災者だけが
モヤモヤしたままでいいのか？
私は不条理を
あえてそのまま不条理(モヤモヤ)だと受け入れよう
世の中は不条理・クソだ
不条理こそこの世の中だ
不条理を受け入れると
モヤモヤする
スピリチュアル的意味を創り出し
「そうなるべくして起こった」と
「ポジティブに考えよう」と
そう思うのは勝手だ。
だけれど、私は
そのまま受け入れたい。
モヤモヤのまま。
被災者と共に、絶対に忘れないために。
石巻
多数の子供たちが命を落とした。
《復興期》に自殺率が増えることをご存知だろうか？
《復興期》に高い自殺率
震災直後は団結力が高まり自殺率は低い。
だが、被災者の立ち直り状況の個人差が広がる「幻滅期」となり、急激に自殺が増える。
そして、注目すべきは
世間的にも復興がなされていると感じ始める「復興期」に自殺率が高くなることだ。
災害直後だけでなく、息の長い心のケアの必要性が浮かびあがる。
情報元:
人は忘れられた時に死ぬ。
被災者だけが
モヤモヤしたままでいいのか？
忘れないために、
共に不条理を受け入れよう。
モヤモヤするから、氣になる。
だから、話さずにいられない。
だから、声を上げずにいられない。
不条理を共に味わうことは
優しさだと思う。
(詳しくはコチラ→優しさとは共に不条理を味わうこと)
死者は1万5899人。
未だ2529人が行方不明。
陸前高田市。
知人が最期にいたという場所に
花をたむける女性たち。
不条理の中で
共に一生懸命生きよう。
弱く
強く
人間らしく
その命の輝きはなんと尊いものであろうか。
あなたの3.11を教えてください。
短文でも長文でも構いません。
辛く悲しかった
テレビを見て震えた
何も出来なかった
義援金を送った
知人に電話した
ボランティアに行った
震災を忘れないために
被災者だけではない
「かたりべ」が必要です。
メッセージにて
あなたの3.11を教えてください⬇
ID:@azs0531e
★「え、龍のおかげ！？」
なぜか、最高アクセス数更新w⬇
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