まだまだ寒いとはいえ、もう真冬の寒さではなくなってきましたね。
どことなく早春の匂いも感じるので、少し氣持ちが明るくなるような感じがします。
今日はバレンタインデーですね~
私はてっきり娘が「チョコつくりたい」と言い出すかと思い
板チョコ数枚を買っておいたのですが
当の本人は、バレンタインの日を忘れていていました・・・(笑)
私は今日行ったカイロプラクティックで
「体に優しいチョコ」をもらったので
もう無理に作らなくても結構です(笑)
なんだかんだ、バレンタインのチョコ作りって楽しいけど・・・
キッチンがチョコまみれになるのが・・・ね・・・(笑)
皆さんは、チョコ作った?もらった?食べた~?
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完璧な者はいない
今日は、「ある少年の告白」という映画を観ました。
NYタイムズ紙がベストセラーに選んだ実話を映画化。
とあるきっかけによって自分がゲイであると知ることになった少年。
その告白を受けた、神父である父は彼を矯正施設に送ります。
「神の赦しによって、生まれ変わる」と信じた父、
そして動揺する両親の為に矯正プログラムを受ける少年。
だんだんと矯正施設の異様さが増してくる中、
彼は帰りたいと願いますが両親は彼をさらに長期間のプログラムへと進めます。
ただ、次第に母親だけは彼の異変を氣にし始め、
息子を矯正施設から助けようと動き出す・・・。
「変わること」「信じること」「愛」というテーマが
親子、宗教、アイデンティティやマイノリティーといった視点で描かれ
なにより「殻を破る」ことで希望を見出していく展開が面白かったです。
町の教会でも信頼される父親が、息子が同性愛者と知ったとき
「完璧ではない息子」を愛せない様が、なんとも保身的で
さらに、「愛する息子」と言いながら矯正施設へ送る決断を
夫に委ねてしまう母親。
「愛」とは何か、がラストには母親の言葉によって示されます。
そして、「罪を背負う」ことの真実性、
「怒り」を利用しようとする施設側の危うさなど
冷静に見ればおかしいとわかるのに、盲目になってしまう脆弱さは
「神」の名のもとに人間が創り出した「正しさ」の押し付け。
ただ、私たちだって盲目なまま信じて疑わず、相手を変えようとすることは
案外あったりしますよね。
保身に走る父親、
夫に何も言えない母親、
両親の顔色ばかり伺う息子。
それぞれが殻を破ることで、
「他の誰でもないそのままの自分」を生きることが出来る。

相手を変えるのではなく、自分が変わる。
そうやって、「私を愛していく」ことは
すなわち他人を愛することでもある・・・
最後には、「神」なる自分がそこにいることに氣づくのです。
「ある少年の告白」ぜひ観てみてくださいね。
(プライムビデオで観れますよ~)
★5次元をいったりきたり、御一緒に
(ただし下ネタ注意ww)⬇⬇