先日、卒業した娘の担任のA先生が
卒業2か月前に体調不良でお休みしてから
娘たちは先生の復帰を心まちにしていました。
「卒業式にはなんとか来てくれるかな?」そう待ち望んでいましたが…
先生は復帰することが出来ませんでした。
メンタル面での休職とわかってからは、
子供達も「ゆっくり治っていってほしい」と願いながら
何度もA先生にお手紙を書き
卒業式にはどうしても会いたいと言っていました。
卒業までの間は、C先生が担任となっていました。
若くハツラツとしていたA先生(女性)から、
かなり年配で大人しいC先生(男性)へ。
卒業2か月前、一番担任の先生と時間を過ごしたいとき。
突然の担任交代に戸惑いと、
半ばあきらめや放棄にも似た状態まで
クラス全体の雰囲氣が盛り下がっていました。
しかも、娘は大好きなA先生と2年連続クラス担任。
「A先生~(´;ω;`)」と毎日が寂しい日々に変わりました。
卒業式の日、A先生からのひとりひとりにお手紙が配られました。
再会を望んでいた子供たちも親も、号泣。
そして、子供達からC先生への感謝の手紙が読まれました。
突然の担任交代で困惑し絶望したこと、C先生へ当たってしまったこと
A先生への幾度のお手紙も、「復帰の負担になるのではないか」とみんなで話し合い、
優しくしてくれるC先生担任のクラスで卒業までを楽しもうと決めたこと。
戸惑いながらも温かく見守ってくれたC先生への感謝の手紙。
C先生は驚きながらも、涙を流して静かに子供達からの手紙を聞いていました。
そして、C先生による「担任からの最後のことば」
長い教師生活の中で、これほどまでに子供達のこころと向き合った2か月はなかった。
A先生への回復を望みながらも、ゆっくり治して欲しい…
「子供たちのことは任せて」と心配するA先生に伝えたこと。
クラスひとりひとりに向き合おうと一生懸命だった2か月。
得意なことはなにかな、なにが好きなのかな。
できるだけ楽しい、安心した最後になってほしい。
これまで、子供達には知らされていなかったC先生の本音を語りました。
C先生最後の子ども達へのメッセージは、
「今を大切にして、どうか生きてください。」
「温かな眼差しはすぐそばにあります」でした。
頑張りすぎて苦しかったA先生への言葉でもあり、
子供達へのエール。
子供達も親もとても深く感動し、
愛のこもった素敵な卒業式となりました。
温かな愛はすぐそばにある
みんな一生懸命生きて、味わおうとしている。
光と闇は同時に存在していて、
抱きしめるには勇氣がいる。
長い旅路のなかで、大波にのみ込まれ苦しいときもある。
すべてがイヤになって、やめたくなるときもある。
でも、
すぐそばには温かな眼差し、差し伸べられた手、愛をおくる存在が必ずいる。
「氣づいて、すぐそばにあるよ。」
どの場所にいても、どの年齢でも、
愛はすぐそばにある。

さあ、ここからまたスタートです。
今を大切に、生きていきましょう💛
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